皆さんこんにちは!防災士の「電線の切れた電柱」です!
これまで防災に関して様々に活動してきましたが、情報発信が足りなかったと反省しています。
この度、できるだけ多くの方に防災情報を知って頂きたいとブログを開設する事に致しました!
どうぞお付き合いよろしくお願い致します!!
そんなわけで、まずは今すぐやって欲しい地震防災の取り組みを3つご紹介致します
📌今すぐやってほしい地震防災の取り組み3選
・お住まいの耐震性の確認
皆さんのお住まいが持ち家であっても、賃貸であっても、調べて欲しいのは「建築年月日」です。
これは1981年6月1日よりあとに建てられた建物は「新耐震基準」で建築されており、地震による倒壊リスクが低い為です。逆に1981年6月1日より前に建てられた建物は地震で倒壊するリスクがあります。耐震補強の実施や、転居、住み替えを検討する必要があります。
・生活必需品の備蓄の開始
自然災害は多くの方が同時に被災しますので、被災直後は物資の確保が非常に難しくなります。
食べ物・飲み水・非常用トイレなどの食料や衛生用品などは最低1週間は新たに手に入らなくても大丈夫なように備蓄しておきましょう。
食べ物は停電やガスの停止によって火を使えないことを考え、そのままでも食べられるレトルトパックやシリアルなどを活用するといいでしょう
・連絡先の整理
ご家族や友人、お仕事の勤務先などといった被災時に安否を確認する必要のある連絡先は予め電話番号・メールアドレス・LINEIDなどを整理しておきましょう。
災害発生時には情報収集のためにスマートフォンの利用時間も長くなります。安否確認や情報伝達、情報収集を効率良く行える準備をしておくことはスマートフォンのバッテリー減少の対策にもなります。
また、発災時には多くの方が一斉に電話を利用することにより、被災地域の電話回線が混雑し、電話が繋がらなくなることが予想されます。このような状態は通信の輻輳(ふくそう)といいます。
通信の輻輳による、電話不通時にも安否確認が出来るように、災害用伝言ダイアル171の使用方法を確認しておきましょう。
特に災害用伝言ダイヤルは以下の日程で体験利用(練習)が出来ます。
・毎月1日及び15日 00:00~24:00
・正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
・防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
ぜひしっかりと使い方を覚えておきましょう!
☆災害用伝言ダイヤル171の覚え方は・・・・
重要です!忘れていない(171)で覚えてください!
SNSアプリLINEは東日本大震災の輻輳をきっかけに生まれたホットライン
日本において多くの方が利用している、「LINE」は皆さんもご利用されていると思います。
実は、2011年の東日本大震災で発生した多くの人が一斉に電話をかけることで回線がパンクする「輻輳(ふくそう)」をきっかけに、電話回線を使わない「緊急時のホットライン」として同年6月に誕生したことをご存知でしょうか?
発災時の停電などでインターネット回線も繋がりにくくなりますが、LINEのテキストメッセージ(文字)はデータを細かいパケットに分けて通信することで伝達時の負荷を抑えています。
また、「既読」機能がありますので、万が一返信が出来ない状況でも、相手側の状況を知る事が出来ます。
自分の現状を知らせる「ステータスメッセージ」(アイコンの横に表示されるメッセージ)を活用すれば、LINEで友だちになっている人全員に見てもらうことができ、緊急時には「私は無事です」や「どこどこ避難所にいます」などと入力することで、相互の安否確認などもスムーズに行えます。
今回ご紹介した防災情報はいかがでしたでしょうか?
入門編の多くの方がご存知の情報だったかも知れませんが、今後も継続して防災情報を提供していきたいと思います!
今後ともよろしくお願い致します!